「ライオンのおやつ」小川糸

2020/10/08

 



小川糸著「ライオンのおやつ」を読みました



可愛くてキレイな色合いの装丁



33才の女性が不治の病となり

ホスピスで過ごす日々が描かれています

あぁ こんな風に体が弱っていくのだなと、

リアルに感じられました。

終わりがわかっているストーリーであっても

最後の方はやっぱり、涙が自然に流れました(:_;)


でも、正直

心の奥の方を揺さぶってくるような何かは

文章や内容から、感じられなかったなぁ





ダ・ヴィンチニュースか何かで見たのですが、

作者の小川さんが、癌になった母親からの

数年ぶりの電話での会話のことが書かれていて、

「死ぬのが怖い」と言う母親に対して

「誰でも死ぬんだよ」と答えたという内容!


そりゃそうだけど…

死が間近になった人に対して私なら絶対言えないなぁ~

凄いな( ゚Д゚)!と驚き

小川さんに興味が湧きました


インタビューなどを読むと、

小川さんは自分が死ぬことに対して

恐怖心が無いみたいなのです(!) 


小川さんの様に達観できずとも

私も死に対しての考え方、感じ方を

何か捉えることが出来たらいいなと最近思っています




小川糸 nemo



1973生 山形県山形市出身

清泉女子大学文学部卒

 

主な作品


2008 「食堂かたつむり」が

    82万部超のベストセラーになり

    映画化もされる(主演 柴咲コウ)


2010 「つるかめ助産院」がNHKでドラマ化


2017 「ツバキ文具店」本屋大賞で4位

    NHKでドラマ化


2018 「キラキラ共和国」本屋大賞10位

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中年主婦です。パートを辞めてしまい現在ひきこもり中。誰にも聞いてもらえないので、日々考えていることを記します。陰謀論研究家。

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