小川糸著「ライオンのおやつ」を読みました
可愛くてキレイな色合いの装丁 |
33才の女性が不治の病となり
ホスピスで過ごす日々が描かれています
あぁ こんな風に体が弱っていくのだなと、
リアルに感じられました。
終わりがわかっているストーリーであっても
最後の方はやっぱり、涙が自然に流れました(:_;)
でも、正直
心の奥の方を揺さぶってくるような何かは
文章や内容から、感じられなかったなぁ
ダ・ヴィンチニュースか何かで見たのですが、
作者の小川さんが、癌になった母親からの
数年ぶりの電話での会話のことが書かれていて、
「死ぬのが怖い」と言う母親に対して
「誰でも死ぬんだよ」と答えたという内容!
そりゃそうだけど…
死が間近になった人に対して私なら絶対言えないなぁ~
凄いな( ゚Д゚)!と驚き
小川さんに興味が湧きました
インタビューなどを読むと、
小川さんは自分が死ぬことに対して
恐怖心が無いみたいなのです(!)
小川さんの様に達観できずとも
私も死に対しての考え方、感じ方を
何か捉えることが出来たらいいなと最近思っています
小川糸 nemo
1973生 山形県山形市出身
清泉女子大学文学部卒
主な作品
2008 「食堂かたつむり」が
82万部超のベストセラーになり
映画化もされる(主演 柴咲コウ)
2010 「つるかめ助産院」がNHKでドラマ化
2017 「ツバキ文具店」本屋大賞で4位
NHKでドラマ化
2018 「キラキラ共和国」本屋大賞10位
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